台湾は日本からも近く、飛行機の便もたくさん飛んでいるため、短期間の休みでも行きやすい国の1つ。
たくさん飛んでいる便の中で、特に安い金額でフライトが販売されている深夜便。
深夜に台湾に到着して、どうやって移動すれればいいのかわからない。
そんな人もいるはず。
深夜便が充実している台湾は、深夜に空港に到着しても移動できる手段があります。
それは「深夜バス」。
実際に、深夜便で台湾の台北に行って深夜バスを利用して、台北市内の宿まで行ってきました。
現金を持つことなく宿にいくことができたので、みなさんにシェアしようと思います。
市内までの高速バスは24時間運行している
台湾桃園国際空港から市内まで30kmくらいの距離があります。
空港から台北までアクセス交通手段としては、主に「電車(MRT)」「バス」「タクシー」の3つ。
日中であれば、MRTを使って市内まで行くのが一般的ですが、私が桃園国際空港に到着したのは夜中の0時台でした。
桃園国際空港発のMRT最終時刻は23時08。
終電はすでに終わっているため、交通手段がバスかタクシーのどちらかになります。
空港から台北市内の移動手段を調べていると、バスの運行時刻が24時間ということを知りました。
夜中に到着して、バスで市内へ向かうのもなんだかいい経験になりそう。
タクシーで移動しようと考えていたけど、深夜バスを利用して市内へ向かうことにしました。
Klookでバスチケットを購入して台北市内(台北駅)まで向かう
台北駅行きのバスは「1819」(国光客運が運行)。
バスは空港のバス会社のカウンターで購入することが可能。
ですが、私はKlookというアプリを経由してオンラインでバスチケットを購入しました。
Klookは世界中の旅行にまつわるツアー、チケット、ホテル、交通やeSIMなどを予約できるサイト。(アプリもあるよ)
Klookに桃園国際空港から台北市内までのバス往復チケットも販売されていました。

オンラインから購入した理由は2つ。
①現地の通貨を現金を持っていない
②悠遊カードを持っていない
1つ目は、台北桃園国際空港に到着時点で、現地の通貨で現金を持っていないから。
現金を使わずに宿に行きたかったため、オンラインから予約可能の深夜バスチケットは大変便利でした。
オンライン予約であれば、現地のバス会社のカウンターでクレジットカードが使えないリスクがありません。
2つ目は、悠遊カードを持っていないからです。
悠遊カードは台北の交通ICカードで、MRTやバスを乗るときに利用します。
Klookで予約したこの深夜バスも悠遊カードで乗車が可能なのですが、
今回台湾きたのは2回目(最後に来たのは17年前)で、悠遊カードはもちろん持っておらず。
空港内のコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート)、桃園空港MRT(MRT空港線)駅にある自動販売機と窓口で悠遊カードを購入できるそうです。
だけど私が空港に到着するのは深夜。
MRTの最終時刻に乗れないから深夜バスにしているのと、
空港内のコンビニを探す手間ややりとりが億劫と考えたため、悠遊カードの購入する選択肢を外しました。
現金を換金しないで交通機関を利用したい人は、事前にオンラインからバスチケットを購入することをおすすめします。
バウチャー(引換証)からバスチケット本券に引き換える必要がある
Klookでチケットを購入すると、Klookからメールで「予約確定メール」が送られてきます。
購入したチケット項目に「バウチャー表示」というボタンを押すとQRコードが表示されます。
表示されたQRコードをバスカウンターのスタッフに見せると、コードを読み取って本券を発行してくれます。
※バウチャーから本券引き換えは、指定した日時のみ有効

この時に帰りのチケットも一緒に発行されるので、くれぐれも無くさないように。
台北駅行きのチケットの有効期限は引換した日付(Klookからの購入時に日付を指定する必要あり)になるので、日にちを確認してください。(帰りのチケットの有効期限は引換日から6ヶ月間)
台北桃園空港からバス乗り場までの行き方
空港内のバス乗り場までの行き方は、とっても簡単でした。
私の場合、今回利用した飛行機がスクートを利用して台北へ到着。
到着先は第1ターミナルでした。
※バス自体は24時間運行していますが、受付時間はターミナルによって異なります。
バウチャーは指定した日時のみ有効
チケット引換場所:第1ターミナルB1到着ロビー国光客運バスチケットオフィス
営業時間:07:00~02:30(第2ターミナルは04:00〜22:00まで)
到着ゲートを出ると、すぐ目の前頭上の案内看板「Bus Station」が見えてくるので、矢印の方向へ歩いていくとバスターミナルに行き着きます。(B1Fにあります)

バスターミナルに到着したら、Klookで購入したバスチケットを国光客運のバスカウンターで本券に引換えてもらいましょう。
引き換えたら何番乗り場か教えてくれます。(5番乗り場)

バス停に行くと、結構人が並んでいました。

めちゃくちゃわかりづらいですが、並んでいる雰囲気がなんとなく伝わるかと。
並んだ時間が大体深夜1時くらいでした。
バス停に並んで引き換えたチケットにスタンプを押してもらい、バスが到着したら乗り込みましょう。
社内はUSBの充電ポートも完備されているので、スマホの充電危ない人も安心。
飛行機の中ででも同じことが言えますが、バス車内も冷房がガンガンです。
何か羽織れるものを持っていると、車内も快適に過ごせるかと。
深夜に台北着の便なら「深夜バス」をおすすめ
日本から近く、飛行機の便もたくさん出ている台湾。
台湾行きの安い航空チケットも多く、特に安いのが深夜便。
だけど、異国の地で深夜に到着して移動するのは危ないし、こわい気持ちが大きいのはわかります。
実際に深夜バスを利用してみましたが、空港内で迷うことなくスムーズにバスカウンターでチケットを引き換えて、バスに乗ることができました。
安さが魅力の深夜便。
深夜便で台北に来る人は深夜バスの利用も是非検討してみてはいかが?
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