ハンピ2日目と3日目の滞在は、いつもと違う体験型の観光を楽しみました。
たまたま出会ったアロマ調香師のお店へ行ってお香づくりに挑戦してみたり、
たまたま出会った人が主催するインド料理教室に参加することになったり、
結構充実したハンピ滞在の2日目。
3日目ものんびりとハンピの町を堪能したのちに、
バンガロール行きの夜行列車に乗るために、3日目の夜にハンピをあとにしてホスペット駅まで向かいました。
ハンピ滞在2日目
ハンピ滞在2泊3日のスケジュールは下の通り。
1日目
- 午前5時半ホスペット到着
- 7時過ぎオートリキシャでハンピへ行く
- 8時前宿にチェックイン
- 9時朝食を食べる
- 11時からヴィルーパークシャ寺院巡り
- 12時過ぎ周辺探索→ランチを食べる
- 16時前ホテルでゆっくりする
- 20時前ディナーを食べに行く
- 23時くらい就寝
2日目
- 7時過ぎ起床
- 10時ごろ昨日と同じ場所で朝食
- 11時頃アロマショップへ行く
- 15時半くらい~散歩したあとに岩に登る
- 18時~料理教室に参加
- 22時くらいホテルに戻って寝る
最終日
- 午前8時起床
- 9時ホテルで朝食
- 11時半~川周辺を探索→ランチを食べる
- 16時頃ホテルに戻る
- 18時半くらいホテルでディナー
- 19時過ぎホスペット駅へ向かう
- 21時夜行列車でバンガロールへ
1日目の記事はこちらから→【インド旅行記⑤】世界遺産の町「ハンピ」2泊3日の滞在~1日目 ヴィルパークシャ寺院へ~
ハンピ滞在2日目と3日目は以下の通り。
- 7時過ぎ起床
- 9時昨日と同じ場所で朝食
- 11時アロマショップへ行く
- 15時半岩に登る
- 18時料理教室に参加
- 22時ごろホテルに戻る
昨日と同じ場所で朝食を食べる
ハンピ2日目朝食は、前日の朝と同じレストランへ。
今回は、「ウタパム」と「イドゥリ」を食べました。



ここで食べていた1人のインド人のお兄さんと話していると、お兄さんから「僕の店にきてみないか」と。
話をよく聞いてみると、お兄さんはお香や香水などを販売しているんだとか。
私自身、香りが好きなので連れて行ってもらうことに。
アロマショップへ行く
朝ごはんを食べ終わってそのまま、お兄さんに連れていかれるがままお店へと向かいました。
お店に入ると、たくさんのお香や香水を取りそろえていました。

お香はすべてハンドメイド。

香水の原料になっている香料も、自分たちの工場で蒸留した精油を調香して作ったもの。
お兄さんが調香してつくった香水をテイスティングさせてもらったり、久々のたくさんの香りの体験をさせていただきました。
お兄さんが調香した香水の中には、某ハイブランドの香水の香りを完全に作り上げているものがあったこと。
香りは経験や感覚がないと作り出せないもの。
お兄さんの嗅覚は本物なんだと、いろんな香りを嗅いだときに実感しました。
私自身も香りに勉強していたことや、精油の蒸留する工程や商品を販売した経験が少しあります。
わたしたちに教えてくれた知識や香りに対する思いは、ただ商売を繁盛させることだけではなく、香りを本当に愛していることが伝わってきました。
話を聞くだけでなく、試しにお香を作らせていただきました。


ハンドクラフトが好きで同じ作業をすることがあまり苦にならない私は、お香づくりはとっても楽しかったです。
友達はお香で最後にかける粉で、眉間にビンディを作って遊んでいました。
いろんなことを体験させてもらったあとは、お香と香水を購入させていただきました。
帰ろうと思ったらお兄さんから一緒にご飯を食べようと言われ、お兄さんの兄弟と甥っ子たちと交えて一緒にお店でごはんを食べることに。

お兄さんの兄弟がチキンビリヤニを持ってきてくれ、わたしたちにごちそうしてくれることに。
このときにスプーンやフォークを使わずに初めて素手でごはんを食べました。
子供に戻った気分。
【店舗情報】
Syed Handmade Essential oil and Incense
営業時間:9時00分~23時00分
定休日:不明
電話番号:+919901258922
【Instagram】syed.incence.shop
ご飯をいただいて少し話したあとはお店を離れて、少し散歩することに。
アイスクリーム屋さんが通りかかったので、デザートのアイスを買いました。
確か15ルピーでアイス買いました。


岩に登る(マタンガヒル)
アイスを食べ終わったあとは、友達が岩に登ってハンピを一望したいとのことで、マタンガヒルへ岩登りに。
メインのエリアからまっすぐ歩いて5~10分ほどで、下の写真の場所にたどり着きます。







わたしも友達と一緒にマタンガヒルに登ると言いたいところですが、
高所恐怖症のため、岩登りは友達だけ行くことに。

友達にマタンガヒルの感想を聞いてみたら、
「景色は本津にきれいだったけど、展望スポットに到着するまでに猿がめちゃくちゃ多かった。猿が近づいてきて私の持っているものを奪おうとしたりで、景色どころじゃなかった。」
ハンピにいる猿たちは、結構攻撃的で食べ物や飲み物ペットボトルだけじゃなく、カバンやキーホルダーなども奪い去ろうとするみたいで、
マタンガヒルを登っているとき、登り終わって景色を見ているときも、猿の存在が気になってしまったそうです。
マタンガヒルに登ろうと考えている人は、猿には十分に気をつけて登ってください。
そして、絶景の景色は実際に登って体験してきてください。
ビビりですいません…
料理教室に参加する
18時から料理教室を予約していました。
なんで料理教室に参加することになったかというと、
1日目のヴィルパークシャ寺院を散策したとき、出会った寺院の観光案内をしていたインド人に声をかけられたことがきっかけでした。
最初は「ヴィルパークシャ寺院内の観光をさせてほしい」という誘いから、のちに料理教室をして自身でインド料理も教えているという話に。
観光案内よりも料理教室に興味を持ったわたしたちは、せっかくインドにきたからインド料理を体験してみようということになり、参加することにしました。
18時にヴィルパークシャ寺院前で待ち合わせをして、他の参加者とも合流してリキシャに乗って、料理教室開催場所へ。
場所はインド料理を教えているインド人の自宅でした。

料理のレシピ説明を受けながらメモを取ったり、一緒に野菜をカットしていきました。
今回わたしたちが作る料理は、左から「パラックパニール」「ビリヤニ」「アルゴビカレー」上の生地は「チャパティ」。


写真にはありませんが、上のプレートを食べ終えたあとに「パコラ」という揚げ物も一緒に作って食べました。
料理教室の途中に、ご家族の方が作っている伝統芸能の商品を見に行って営業をかけられたり、なにかと不思議な時間でしたがとても充実した時間を過ごすことができました。

1番おいしかったのは、チャパティ。
わたしたちの手際があまりにも悪くて、ご家族の方がチャパティをわたしたちの代わりに作ってくれたのですが、
今まで私の人生で食べたチャパティの中で断トツにおいしかったです。
一緒にいた人たち全員同じことを言っていたくらい、本当においしかった。
料理教室なんかしないでレストランした方が、よっぽど集客できそうな気がするのはわたしだけだろうか…
ハンピ滞在3日目(最終日)
ハンピ滞在3日目は最終日。
この日の夜にバンガロールへ向かうためにホスペット駅へ行き、夜行列車に乗り込みます。
- 7時過ぎ起床
- ホテルで朝食
- 8時前川周辺を探索
- 9時ホテルに戻る
- 11時~ホテルでディナー
- 12時過ぎホテルでディナー
- 16時前ホスペット駅へ向かう
- 夜行列車でバンガロールへ
ホテルで朝食を食べる
ハンピ滞在最終日の3日目は、ホテルのレストランで朝ごはんを食べました。
わたしたちが滞在した部屋は1階で、レストランは2階にあります。
基本的に朝ごはんは甘いものが食べたくなる私。
この日はチョコレートパンケーキとチャイを注文しました。

ここのレストランのパンケーキは、薄焼きのスタイル。
生地にチョコレートソースがかかっていて、中身は特に何も入っていないクレープのようなパンケーキでした。
目が覚めて起きてきた友達も2階に上がってきて一緒に朝食。
友達はマサラドーサを注文しました。

初めはそれぞれ自分たちの食べたいものを注文しましたが、食べたあともそこまでお腹いっぱいにならず、「シェズワンヌードル」を追加で注文。

シェズワンはインド独自の中華風の料理のことを指します。
見た目が少しだけですが、日本の焼きそばっぽいという理由もあり、この料理を注文。
実はこのレストランには、日本食のメニューも置いてあります。
メニューは「オムライス」「おかゆ」「じゃがバター」「たまご丼」の4種類。
なぜこのチョイスになったのかは謎ですが、焼きそばは日本食メニューの中にはありませんでした。
麺を食べたかったこともあり、シェズワン料理の中に焼き麺があったので注文。
世界旅行の最中だった友達は、少しずつ日本食が恋しくなる時期。
少しでも日本食に近いものだと安心して食べれますよね。
味は少しピリ辛ですが、焼きそばっぽくておいしかったです。
川周辺を探索(トゥンガバドラー川)
朝食を食べてホテルのチェックアウトを終えたあとは、ホテルに荷物を置かせてもらって周辺を散策。
今回はトゥンガバドラー川まで行ってみました。

河川敷に行くとごみが落ちていました。
こんなに歴史のある村にごみが落ちてると、現実に引き戻される気持ちになります。
そこまでキレイとは言えない川でスノーケリングをしている人がいました。

小さい子もお洗濯。

何気なく歩いて見かける建物も昔からそのままのものがあって、本当に不思議な気分になります。


これは噂の川渡りをするときのボート?
神様が彫られている壁画の上に、無様に置かれたボートが置いてありました。
きっとこの壁画も何百年も前に彫刻されたものだと思うんですが、
立ち入り禁止にせずに生活の中に普通に馴染んでいるところが、この村の凄いところなのかもしれない。
2匹の動物の石像もかわいい。
やっぱりインドは摩訶不思議で興味深い国だなぁと、この川にきてしみじみ感じました。
ランチを食べる(Ganesh Roof top Restaurant)
川辺を歩いて周辺を散策したあとは、お腹がすいたのでランチを食べることに。
この日のランチは、「Ganesh Roof top Restaurant」へ。

このレストランからもヴィルパークシャ寺院がよく見えます。
喉がかわいたのでラッシーを注文。


この日は、Hampi SpecialというBanana Flower を利用したカレーを注文。

お花が入っているから酸味や甘味が強いのかなぁと予想しながら食べましたが、特徴的な味は特にありませんでした。
まろやかで少し苦みが残るようなコクのある味つけ。
バナナは花も料理に使うんですねぇ。
スパイシーなカレーが苦手な人にはおすすめのカレーです。
【店舗情報】
Ganesh Roof top Restaurant
8FP6+C34, Hampi, Karnataka 583239 インド
営業時間:不明
電話番号:不明
ヴィルパークシャ寺院周辺を散策
お昼も食べてお腹いっぱいになり、少し身体を動かそうということで外に出て歩くことに。
前日散策したShiva Templeがある周辺とは反対方向にある「Temples on Hemakuta Hill」へ行きました。



坂になっている道を歩いていくと、ヴィルパークシャ寺院が離れて見えます。


どこにいても、いろんな人に声をかけられます。


子供たちの服かわいい。

野良犬ちゃんがわたしたちについてきて、一緒に座って休憩をしていました。
友達は動物が大好きなので、のらちゃんでも攻撃的でない限り仲良くします。
のらちゃんとっても嬉しそう。
どこにいても平和なハンピの村。
ホテルに戻ってホテルでディナー
外を散策したあとはホテルに戻り、次の目的地にむけて出発するための準備。
次の目的地は「バンガロール」。
ホテルのレストランで夜行列車の確認、到着したあとにどのエリアで宿泊して何をするかを検索です。
レストランに到着したあとに途中で雨が降ってきたりしたので、いいタイミングでホテルに戻ってこれました。
話したりしている間に雨は止んで、外も少しずつ暗くなっていました。

今回はバンガロールへエマも一緒に向かうことになったので、エマがわたしたちのいるレストランまできて、一緒に出発前に夕食を食べました。


居心地のいいレストランだったなぁ。
ホスペット駅へ向かう→夜行列車でバンガロールへ
夜の19時過ぎ。
わたしたちはレストランをあとにして、トゥクトゥクでホスペット駅まで向かうことにしました。
トゥクトゥクがいる通りまで出ていくと、たくさんのトゥクトゥクドライバーたちに囲まれて勧誘が始まります。
結構高い値段を投げてくる人が多い中、1人だけ安い値段で交渉してきたドライバーがいました。
もちろん私たちはそのドライバーのトゥクトゥクに乗ります。
だけど今まで交渉していたドライバーたちが、わたしたちが乗ったトゥクトゥクのドライバーに強い口調で話しかけて、口論になっていました。
口論の途中でも気にせずドライバーがトゥクトゥクに乗って出発。
何が起きたのか聞いてみると、相手が客を奪うなと言いがかりをつけてきたとか。
ん~だったら高値で交渉なんかしないで、最初から正規の価格で提供してくれればいい話なのに。
なんて思いながら、ホスペット駅まで向かいました。
ただ、今回乗ったトゥクトゥクの内装がいつもと様子が違うんです、

わたしたちが乗ったトゥクトゥクの内装です。
改装していてとても派手はでなトゥクトゥクでした。
ドライバーさんのこだわりを感じるトゥクトゥク。
口論はあったものの、内装がかわいいので気分をワクワクさせながら道路を走ること20分ほどで、ホスペット駅に到着。

列車の出発時刻より1時間前に到着したので、駅前の通りでスナックを購入して駅へ戻り、わたしたちが乗る列車のホームでおとなしく列車を待ちました。

出発前にしっかり歯を磨いて準備万端です。
次の旅に続く…
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