ベトナムには魅力的な場所がたくさんあります。
そんな中でも世界遺産が登録されている「ホイアン」という町をご存じですか?
ホイアンは、ベトナムの第三都市であるダナンから車で40分ほどで到着する小さな町。
ホイアンの街並みを見るために、世界中から観光客がホイアンに訪れます。
今回は、ホイアンへ行くためにどうやって行けばいいのか分からない人に向けて、実際に私がホイアンまで行ったときの方法をご紹介したいと思います。
ダナン国際空港からホイアンへそのまま行きたい人
ホイアンはどんな町?

まずホイアンはどんな町かよく知らない人に簡単に紹介したいと思います。
ベトナム中部のクアンナム省に位置しているホイアンは、「ベトナム古都」として、年に世界遺産に登録されている有名な町です。
ホイアンの街並みには、たくさんのランタンが飾っているのが特徴。

月に1度、満月の夜にランタンフェスティバルが開催されています。
古き良きベトナムの風景とこのたくさんのランタンを体感するために、年間500万人以上の人々が国内外からホイアンに訪ずれています。

ダナン空港からホイアンまでの行き方

交通機関を利用してホイアンまで行く場合、タクシーかバスで移動することになります。
※ダナンからホイアンには、電車はありません。
レンタルバイクで行く手段もありますが、今回はベトナム初心者に向けた内容なので、レンタルバイクの選択肢は入れていません。
バスを利用する場合、「乗り合い送迎シャトルバス」「貸切送迎」または「公共路線バス」から選べます。
「乗合送迎シャトルバス」と「貸切送迎」は、ダナン国際空港から出ています。
「また、公共路線バス」はダナン空港からではなく、ダナン市街からホイアン行きの路線があります。
今回、私は東京羽田空港からべとジェットエアを利用して、ホーチミンを経由してダナンまで行きました。
そして、ダナン空港から利用した交通手段は、「乗り合い送迎シャトルバス」。
私が今回ダナン国際空港まで移動した詳細については、以下の通り。
利用した航空会社:ベトジェットエア
〈日本からのルート〉
羽田→ホーチミン→ダナン
【出発】羽田から朝2時の便
→朝6時にホーチミンに到着
→乗り換え(トランジット時間は7時間)
→【到着】お昼1時の便でダナン国際空港へ
ダナン国際空港に到着後、「乗り合い送迎シャトルバス」を利用してホイアンまでむかいました。
ローカルバスはぼったくられる
ローカルバスでホイアンまで行きたい人に気をつけてもらいたいことがあります。
それは、公共路線バスの運賃をぼったくられないように注意をすること。

なぜこのようなことを言うかと言うと、
実際にダナン国際空港からホイアンまで公共路線バスで向かった友人から、この事実を教えてもらったからです。
ベトナムのローカルバスは、乗車したあとにバスの道中で車掌さんが運賃を集金しに回ってくるスタイル。
金額を調べて公共路線バスに乗った友人が、バスに乗ったあとに徴収された金額が通常料金の5倍でした。
ダナンからホイアンまでの運賃は大体20,000ドン(120円くらい)。
通常料金の5倍の金額で請求されても600円くらいなので、そこまでの損害はないです。
だけど、観光客だからと言って高値で請求しようとする根端が、私はあまり好きではありません。
公共路線バスに乗りたい人は、事前に運賃を把握した上でバスに乗ることをおすすめします。
ダナン国際空港からホイアンは「乗合送迎シャトルバス」を利用した

今回初めてのホイアン訪問のため、当たり前ですが土地勘はもちろんゼロ。
公共路線バスに乗ってみたい気持ちがありましたが、
・ベトナム自体が初めてなこと
・ホイアン滞在も2泊3日で短い
上記2点を理由に、できるだけ確実に直通でホイアンに行きたいと考えていました。
ダナンからホイアンまでは、乗り合い送迎のシャトルバスがあることを知ったのはいいものの、どうやってバスを予約していいかわかりませんでした。
そんなときに見つけたのが、Klookで取り扱っていたシャトルバスの予約。
Klookとは、世界中の観光施設やツアー、交通機関、Wi-Fi/SIM、レンタカー、ホテルなど、旅先で必要なさまざまなものを割引した金額で手配できる予約サイト。(公式ホームページはこちら)
ダナンからホイアンの乗り合い送迎シャトルバスは、「Hoi An Express」というシャトルバスサービスから直接シャトルバスの予約が可能です。(Hoi An Expressの公式ホームページはこちら)
ですが、Hoi An Expressの公式ホームページからの予約だと支払いもドル建て(片道6USドル)で英語表記のため、予約するのが少し億劫。
Klookでは、Hoi An Expressのシャトルバスを予約することができるので、Klookからシャトルバスを手配することにしました。(日本語で予約できるのでご安心ください。)
支払いも事前決済なので、現地に到着後に現金がなくても目的地まで行けるのも安心ポイント。
乗り合いシャトルバスをKlookで予約したときは、ダナン国際空港→ホイアンまで片道807円で、ホイアンで宿泊する宿近くのドロップポイントを指定して降ろしてもらいました。
Klook での予約では、以下の手順で情報を入力していきます。
Klookの予約手順
・乗ってきた便名の入力
・ピックアップ場所を選択(ダナン空港orダナン市内)
・出発時刻
・希望の降車場所(降車場所がいくつかあるので、宿から近い場所を選択)
・希望の連絡方法(Zalo・Viber・WhatsApp・LINE・Kakao Talkの中から)
ピックアップ場所は、ダナン国際空港またはダナン市内のどちらから選択できます。
ダナン国際空港を選択した場合、「国内線のA4ゲート」までドライバーさんが迎えにきてくれます。
出発時刻は以下のとおりです。
ダナン空港⇒ホイアン市内の時刻表
7:00
08:15
10:15
11:15
13:15
14:15
16:15
17:15
19:15
21:15
22:15
飛行機の到着時間に合わせて、上記の時刻から選択します。
希望の降車場所については、下記の順番でドロップオフしていきます。
ダナン空港⇒ホイアン市内の降車場所
Barri Ann Travel office(30/2 Tran Hung Dao St)
⇓
Agribank ATM(255 Cua Dai St.)
⇓
Silk Village The Tourist(28 Nguyen Tat Thanh St.)
⇓
Hoi An iVy Hotel(01 Dao Duy Tu St.)
指定ホテル住所の降車を希望の場合は、乗車日までにオペレーターまで知らせると、ホテル前まで連れて行ってくれることがあります。
希望に添えないときは、上記の降車ポイントから1番近い場所で降ろしてもらいます。
宿泊場所が上記のポイントで、どこが1番近いか事前に調べておくといいです。
連絡方法については、利用当日に空港到着した際に、何かあったときにバス会社の人たちと連絡が取れるようにするためのものです。
よく使うアプリを選択してください。
ちなみに、帰りのホイアンからダナン空港までの交通手段も、KKdayを利用してバスを予約しました。
帰りの運賃は、808円で行きのホイアン行きの運賃と1円違い。
そして、帰りのホイアンからダナンまでのバスは指定された場所ではなく、滞在先のホステルの前までお迎えにきてくれました。
Klookで乗り合い送迎シャトルバスを予約する際に注意する点としては、バスを利用する前日までに予約をすること。
Klookで乗合送迎シャトルバスを予約する際は、予約が当日の前日までで当日予約ができません。
前日までに忘れないように予約をしてくださいね。
ダナン国際空港に到着しても迎えに来ていなかった
私がホイアンへ行ったときは、14時45分にダナン国際空港着の便だったため、バスの出発時刻は16時15分で予約をしました。(15時台の時間がなぜかなかった…)
予約完了後、バス会社から選択した連絡先に当日のバスに乗るまでの流れが送られてきます。

到着後はバスドライバーが「Barri Ann Travel」と書いたボードを持って、空港の入り口まで迎えにきて待っていると上記の説明では記載されています。
ダナン国際空港到着後にA4ゲートまで出ると、名前や会社名が書かれたサインを持った人たちが何人もA4ゲートで待ち構えていました。
私が予約した会社「Barri Ann Travel」の名前が書かれたサインボードを持っている人を探すも見つかりません。
何往復もして確認するけど、全く見当たらず。
空港に到着したことと、ドライバーの姿がないことを予約時に届いたWhatsAppからメールしました。
返事は、すぐにきました。
「迎えにくるから待ってて」
とだけ。
いつ来るのかわからず、本当に来るのか不安になった私は、他のサインボードを持った人に声をかけてみました。
「Barri Ann Travel」を知っているか、そして私の予約詳細を見せて本当に迎えにくるのかを聞きまわりました。
「WhatsAppの電話番号に電話した方がいい」と言ってきた他社のドライバーさんが、電話番号を見るなり私が予約した会社に電話をかけてくれました。
すると、私が予約したバス出発時間の5分前くらいにならないと迎えに来ないことを教えてくれました。
予約でもらった詳細には、空港に到着したら迎えにきてるって書いてたじゃん…
紛らわしいから、予約した時点でバスの出発時間に合わせてドライバーが来ることを書いててほしいです。
到着する便名を予約の時点で記載するので、てっきり到着後は上記の説明のように迎えにきてくれているものと思っていました。
だけどここはベトナムなので、そこまでのホスピタリティは期待するなということですかね。
到着から出発時間まで1時間半くらい時間もあったため、かなり不安になりましたが、電話で教えてくれた通り出発時刻の5分前に送迎シャトルバスは待ち合わせ場所に到着。
バスが迎えに来る間の1時間半くらいは、ゲートの前で座って待っていました。

上の写真の景色をただひたすら眺めたり、下の写真おように反対側の景色を見てみたり。

いい天気だったので、これはこれでゆっくりした時間を過ごすことができてよかったです。
到着する飛行機の便の時刻と、ダナン国際空港を出発する時刻に時間の空きがある人は、私のように空港に到着しても送迎の人が迎えに来ていないことがあります。
不安な人は、空港到着後に予約時に登録した連絡先から送迎シャトルバスの会社まで連絡することをおすすめします。
複数人で利用する場合はタクシーがおすすめ

タクシーは、1人より複数人で利用する場合におすすめします。
ホーチミン国際空港からダナン空港までの便で、隣に座っていたギリシャ人の女の子2人とフライト中にどこに行くのか話していました。
彼女たちもホイアンへ行くことが今回の目的で、ダナン空港からホイアンまでタクシーで行くと話していました。
ダナン空港に到着後にタクシーアプリGrabで金額を調べたところ、15ユーロで行けるとのこと。(日本円で約2400円くらい)
Grabは東南アジアで利用しているタクシーアプリのこと。
ベトナムに行く際は、Grabをダウンロードして行くことをおすすめ!
2人でシェアしてタクシーで行くなら、日本円で1人あたり1200円であれば結構安いですね。
私も便乗したかったけど、私はすでに送迎バスを予約してお金も事前決済していたため、タクシーで一緒に行くことはできませんでした。
1人旅でタクシーだと少し値が張るけど、複数人で行くのであればタクシーで行く方が行きたい時間にも行けるし、割り勘にすることで値段も安くなります。
まとめ
ベトナムのホイアンへ行く予定のある人に向けて、ダナン国際空港からホイアンまでのアクセス方法についてご紹介しました。
ダナンからホイアンまで行く交通機関の方法としては、「乗り合い送迎シャトルバス」「貸切送迎」「ローカルバス」「タクシー」です。
ローカルバスに関してはダナン市街地からホイアン行きのバスが出ているため、一度空港から市街地まで出向く必要があります。
路線バスは、初めてベトナムへ行く人には少しハードルが高いのが事実。
そんなときにおすすめなホイアンまでの行き方が「乗り合い送迎シャトルバス」です。
空港までシャトルバスが迎えにきて、宿の近くまで乗せてくれます。
乗り合い送迎シャトルバスに直接予約することも可能ですが、言語に不安がある人はKlookで予約することで安心・確実に手配することができます。
初めてホイアンへ行く人は、ぜひ乗り合い送迎シャトルバスを利用してみてください!
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