インドといえばカレー。
スパイスをふんだんに使うインドの料理は、スパイスが入っている料理は大体カレー。
当たり前ですが、料理はカレーだけではありません。
私たちの常識とは想像がつかないようなことが日常で目にするインドは、食べ物を食べる時だってとってもアドベンチャー。
見えるものにびっくりするだけでなく、お腹や胃袋もびっくりしてしまいます。
しっかり万全に対策をしてインドに挑んでも、滞在中はトイレと友達にはならなくとも、一度はトイレに行くと自分の体の様子がおかしいことを目の当たりにします。
今日は、実際にインドに行ったときに1回だけお腹がびっくりしたお話と、極力お腹を壊さないための対策についてお話をしようと思います。
インドに行くとお腹の様子がおかしい瞬間に遭遇する
「インドに行くならお腹を壊すことを前提で行った方がいい。」
インドに行く前から、いろんな人にお腹には気をつけろと言われてきました。
確かに衛生環境は悪そうだし、水に関しては特に日本みたいに水道水も飲んだときには、一発でお腹を下すのは想像がつく。
これはインドに行ったことがない人はもちろん、インドのことよくわからない人でもイメージができてしまいます。
「だけど、本当にそんなにお腹壊すのかなぁ…」
内心は正直ビビりながら、どこかでそんな疑問がありました。
疑問を残しつつも、私がインドに行った時に実際にお腹を壊したのか。
答えは「ノー」です。
お腹壊したせいで、せっかくの旅が台無しになることだけはしたくない。
だからインドに滞在中は、今まで人生の旅の中で1番意識をしながら、口に入れるものを選んでいました。
日本では、これほどまでに慎重に食べものを選んだことがないくらい、慎重に警戒して厳選したおかげで25日間のインド滞在では、お腹を壊してしまうことがは一度もありませんでした。
カレーを食べた次の日にお尻が辛くなった
インド滞在中は慎重に選んで食べていたからか、一度もお腹を壊すことがありませんでした。
ですが、一度だけお腹ではなく、お尻が痛くなったことがあります。
どういうことかというと、下痢になったとかではありません。
トイレに行って量を足しているときに、お尻の穴から出てくるときにとてもヒリヒリしたのです。
前日のスパイシーなカレーを食べたからか、排泄物におそらくスパイスが残っているのか、すごくヒリヒリ。
表現するとすれば、「お尻が辛い」がしっくりきます。
私は、若い頃は辛いものが大好きでした。
なのに、30歳を超えたくらいから辛すぎるものに対して、あまりいい印象を持てなくなってしまいました。
食べ物が辛すぎると、本来の食べ物の味が感じられないことに不愉快を覚え始めたからです。
そこからは、辛すぎる食べ物は避けて過ごしていたため、スパイシーな食べ物がたくさんのインドでは、レストランで注文する際に口を酸っぱくして、「No spicy!」と言い続けてきました。
(この記事でも紹介しているマハーラーシュトラ州オーランガバードにあるレストラン「Twist In Flavour」で経験)
先に言っておきますが、レストランはとってもおしゃれでスタッフのサービスもとっても良いです。
なので、批判ではないことは悪しからず。
だけども、私たち日本人の感じる「辛くない」と、インド人の感じる「辛くない」レベルが、あまりにもかけ離れているようでした。
彼らの「辛くない」は、私たちの「結構辛い」に該当するようです。
No Spicyと伝えたところで、まったく辛くないものは期待ができない。
そもそもスパイスを使うのがカレーだから。
それにしても、インドの旅で人生で初めてお尻が辛くなったのがとても印象的でした。
お尻が辛くなってしまいましたが、お腹を壊してトイレと友達になることが一度もなかったことが唯一の幸いです。
お腹壊して現地の病院で入院した日本人に出会った
「お食べ物と水には十分に気をつけろ。」
インドに行ったことのある人たちに、日本を出る前から散々言われ続けました。
もちろん先人たちのアドバイスを元に、わたしも万全な準備をしてインドへ向かいました。
インドのムンバイに到着して、滞在2日目のことです。
ムンバイのホステルのラウンジで、日中パソコンをいじっていると、日本人の女の子が入ってきました。
体調がすこぶる悪そうな顔つきの彼女。
少し心配になったので彼女に声をかけてみたら、この日の夜に日本に帰国するとのことでした。
インド滞在中にお腹を壊して、病院で2日間入院していたと話をしてくれました。
彼女は日本で出会ったインド人の彼氏と、彼の実家であるムンバイに旅行がてら滞在している最中で、お腹の調子が一気に悪くなり、この日まで入院していたとのこと。
彼女は、想像を絶する不調で動くこともできなかったが、インド人の彼氏がいてくれたおかげで、病院に連れて行ってもらい対処をしてもらうことができたそうです。
しかも、日帰りではなく数日間入院。
上から下から、ずっと体内の排出物がマーライオン状態が止まらず、体力がだいぶ疲弊して相当やばかったと話してくれました。
お腹を壊した原因は屋台の食べ物ではなく、お腹を壊す数日前に入ったレストランの食べ物がどうやら怪しいと。
レストランで食べた後を境にお腹の調子が悪くなり、そこからどんどん悪化して最終的に入院することに。
彼女たちも衛生面をしっかり考慮して、グレードの低いレストランには行かず、インド滞在中の食べ物には慎重に選んでいた矢先の出来事でした。
同じ部屋で仲良くなったコロンビア人の女の子と私は、そのエピソードを聞いて震え上がって言葉を失いました。
「インドでは、お腹を壊すのはやはり洗礼なのか。怖すぎる…」
そんなことを思いながら、インド滞在中の食べ物と水だけは、絶対にぜったいに厳選して口にしようと心に誓うのでした。
インドでお腹を壊さないための対策
せっかくの旅の道中で、体調崩さないのはもちろんお腹も壊したくありません。
インド滞在中にお腹を壊して病院送りになった出会った日本人の女の子。
話を聞いて以来、口にするものは何がなんでも気をつけて過ごしていました。
インド旅で実際に気をつけていたこと、試していた対策を4つご紹介します。
①整腸剤を飲む
②水道水は絶対に飲まない
③生ものは食べるべからず
④屋台飯は衛生状態を必ず確認
インド旅は移動が多く、また国土が広いので移動時間も行く場所によってはかなり長くなります。
長旅であればあるほど、長距離移動は避けては通れません。
移動時の交通手段によっては、トイレのない乗り物だってあります。
もし、トイレのない乗り物で長時間の移動をする必要が出てきた時、お腹の調子が悪くるなることを想像してみてください。
インド旅が地獄でしかないことが想像がつきます。
しかもトイレがないから、トイレと友達にすらなれない。(お腹の調子がわるかったら、そもそも移動はあきらめるでしょうけど。)
死んだ方がマシだと思うくらいの苦痛になりそうです。
では、どうすればお腹を壊さなくて済むのか。
100%は言い切れませんが、事前にしっかり対策をすることで、お腹を壊すリスクを少しでも下げることはできます。
①整腸剤を飲む
インド旅に行った人に整腸剤を飲むことをおすすめされました。
整腸剤飲んでいる間のインド滞在中は、お腹を壊さなかったとアドバイスをいただき、私自身もインド滞在中は実践していました。
今まで整腸剤を飲んだことがなかったので、インド旅で私の人生で初めて口にした整腸剤。
整腸剤を飲んでいたからかは正直わかりませんが、インド旅の道中ではお腹の問題を起こすことが一度もありませんでした。(お尻は辛くなりましたが。)
私自身も整腸剤を服用したときに、知り合いに教えていただいたアドバイスを元に、2つのことを徹底していました。
1つ目は、必ず1日3回服用すること、
そして2つ目は、出発する1週間くらい前から服用を始めることです。
整腸剤は即効性があるわけではないので、定期的にしばらく服用することで効果を発揮します。
もちろん、整腸剤が合わない人や効果のない人もいるかと思いますが、しっかり腸内環境を整えてインドへ挑むことで、最小限の負担で食べ物も楽しむことができるはずです。
②水道水は絶対に飲まない
水道水は、絶対に飲まないでください。
日本の感覚で飲んでしまうと、地獄を見ることになります。
日本では蛇口をひねれば飲料水として飲むことがで切るくらい、水道水もしっかりと管理されています。
ですが、インフラ設備の整っていない国の水道水を、日本人が飲み水として慣れないで飲むと、かなりの確実でお腹を壊してしまいます。
現地の人は免疫があるので、水道水を飲んでもお腹を壊さないそうです。
インドの水道水をみたらわかるとおもいますが、まず水道水ににおいがあります。
薬剤の匂いとかではなく、錆びたような排水溝のようなにおい。
しかも水の色も少し色がついています。
どう見てもクリーンではないこの水道水を口にすると、間違いなく体調が悪くなることが想像できてしまいます。
しかし、インド滞在中に水道水について、1点だけ驚いたことがありました。
インドの水道水から出てくる水で口をゆすぐのはセーフでした。
口をゆすぐので、体内に水が入るじゃないか。
私ももちろんそう思っていました。
インドを一緒に旅している友達からこのように言われたのでした。
「口ゆすぐ程度なら、水道水くらいでは腹は壊さん。」
正直ビビりました。
だって、友達と合流する前に出会った日本人の子がお腹を壊して、入院するくらい大惨事あった話を聞いていたのですから。
ですが、普通にうがいをして何も問題のない友人を横目に勇気を振り絞って私も歯磨きを終えた後、水道水で口をゆすいでみることにしてみました。
結果として、口をゆすぐ程度の量であれば、友人の言う通りお腹を壊すことはありませんでした。
たまたま当たらなかっただけかもしれないし、私が試した結果はあまり参考にならないかもしれません。
ですが、体調に問題なければ口をゆすぐ程度であれば、問題ない人もいることを頭に入れてください。
どうしても水道水に抵抗もあるし、水道水だけは避けたい人は、無理に使用はせずにスーパーやコンビニで購入したペットボトルのお水で口をゆすぐのが確実です。
③生ものは食べるべからず
生ものを食べないことは、海外旅行あるあるです。
日本は食べ物の衛生基準が非常に高いので、野菜や果物はもちろん、肉や魚、卵でさえも生で食べることができてしまいます。
海外では、食べ物の管理方法が悪く鮮度が落ちていたり、野菜や果物を洗う水が合わなかったりでお腹を壊す人も中にはいらっしゃいます。
また、衛生的な観点から生物を食べることで、寄生虫が体内に入り込むリスクが上がります。
寄生虫から体内で寄生されることで、お腹を壊すだけでなく、その他の疾患にかかってしまう危険性が上がってしまいます。
衛生基準が低い国での生の食べ物は食べないことをおすすめします。
④屋台飯は衛生状態を必ず確認
インドでお腹を壊してしまう大きな原因の1つに、ストリートフード(屋台)も挙げられます。
これも衛生的な要因も大きく、いつ作ったかわからない食べ物がショーウィンドウに置かれていたり、1日中外におきっぱなしの食材で調理することが原因なのではないかと考えられます。
ストリートフードは旅の醍醐味の1つ。
ローカルな食べ物は食べたいところ。
だけど、旅慣れをしていなかったりお腹がそこまで強くなくて、その土地の食べ物に慣れていない状態で現地の人たちと同じものを食べてしまうのは結構ハードルが高いです。
またストリートフードでお腹を壊してしまう原因の1つとして、使いまわした古い油でお腹を壊してしまうことも原因の1つみたいです。
何度も何日も使い続けた油を再利用して調理するのは、火が通っていたとしても身体に悪いことが想像つきますよね。
だから、屋台のご飯を食べる時はすぐに飛びつくのではなく、作っている食材を確認して大丈夫そうなのか必ず確認することが大事。
路面店で販売している飲み物についてもしっかりと注意を払いましょう。
使っている水は新しいペットボトルから作っているかなども、販売する基準になります。
バケツから汲んだお水から作っていたら、かなり要注意です。
どんなにしっかり確認してもお腹を壊してしまうことがあるので、そこはもう運が悪かったと思うしかありません。
どんなに頑張ってもお腹はびっくりします
いろんなものが刺激的なインドでは、刺激の強いスパイスや油だけでなく水や衛生面もしっかりと意識しながら確認して、口にするものを選んでいかないと、後で大変な思いをしてしまいます。
生ものを食べる習慣がないインドではありますが、しっかりと火が通っているか、食べ物が腐っていないかもしっかり吟味しながら口に入れたいですね。
スパイスや重たい油で味がよくわからないかもしれませんが、少しでも違和感を感じたら絶対に食ることをやめるなどはもちろん、
整腸剤を飲んで腸内を整えていることで、大事に至らずに済むこともあるかもしれません。
体の不調のせいで刺激的な旅を台無しにしないためにも、しっかりと意識をしながら食べ物を選んだり体の調子を整えて挑みましょう。



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